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現役アパレル店長のアラサー。

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誰よりも伸びシロのある「新人スタッフ」を上手に育成する方法とは

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こんにちは、ももな(@mm_nan_)です◎

新人スタッフさん、販売は慣れてきましたか?

店長、新人教育は順調でしょうか?

慣れてきて、少しずつ問題点が出てきた時期ですか?

早く戦力にしたい!なりたい!そう考えている方に。

 

 

憧れのアパレル販売員、最初の業務

何がしたくて入社したんだろう?を考える

新人スタッフさん、いざ入店!

「おしゃれをすることが大好きで、人と接することも得意です!」

なんて面接で言っていて、華やかなアパレル業界に憧れて入社する方が多いかと思います。

 新人スタッフさん、まず何をさせますか?

裏方業務ばかりで成長すると思う?

新人スタッフさんをいきなり店頭に立たせても当然右も左もわからない。

おしゃれが好き、人と接するのが好きとはいえそこにある商品の知識がないとおすすめのしようがなくい。

お客様へどう声かけをしたらいいかもわからない。

まずはブランド・商品知識を身につけるため、ストックの商品管理や掃除などの裏方業務が優先される機会も多いかと思います。

新人スタッフ自身も、いきなり0から店頭に立つよりもある程度の商品知識を得てから立つ方が安心です。 

でもそれ1ヶ月も2ヶ月も必要ですか?

新人スタッフがやりたい仕事は裏方業務なのか?

面接でおしゃれが好き!人と接するのが好き!たくさんの人におしゃれを楽しんでもらいたい!と意気込んで入社してくれました。

もちろん下積みは大事で、後々役立つことも多く自分のストックになります。

裏方業務も大切な業務の一つで、在庫管理が崩壊すると売り場も崩壊するのはよくわかります。

だけど、新人さんはそれがしたくて入社したのですか?

店頭に立っておしゃれの楽しさを伝えたい。

そんな思いで入社したはず。

アパレル販売員に憧れて入社したのならそれをさせてあげたい。

まずはなんでもやってみる

わからないことがわからないを卒業

裏方業務がメインで商品の知識がついても「店頭での接客がメイン」となる日は早かれ遅かれ来るのなら、早いに越したことはないです。

随時新しいアイテムが入り、店頭の商品は入社から1ヶ月もすればガラっと変わります。

その都度覚えることはたくさんあるので、最低限の素材知識やストック管理の感覚が掴めたら積極的に店頭に立ってもらいましょう。

店頭に立つ時間のπを増やせば、その分自分の弱点・疑問も早く見つけることができますよね。

「何がわからないかわからない」

を早く卒業してもらわないことにはこちらのフィードバックもできず成長が遅くなります。

たくさん失敗をしてもらう

人見知りもせず、ビジュアルも良いスタッフが入社しました。

さぁそのコミュニケーション能力を発揮してもらいましょう。

本人も意気込んで積極的に接客に向かうはず。

ここで初めからスムーズに売り上げが取れるのは経験者だけです。

未経験で販売員として配属されたスタッフは足踏みをする。 

 

 誰とでもすぐ仲良くなれる私なのに、話を聞いてくれない。

 返事も返ってこない。

 せっかく話が弾んだのに、もう帰られてしまった。。。

 

 私はコミュ力にそんなに自信がある方ではないですが、初めはこれで心が折れそうでした。

失敗するたびに、「向いてないんじゃないか」と落ち込みました。

そもそもまず、なんて声かけしたらいいのか?

スタートにつまずいていました

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失敗しただけ成長スピードが加速する

初めのうちに疑問や改善点を見つけられた分だけ成長します。

誰よりも伸びシロを持っていて失敗するのが仕事ですから。

店長や先輩スタッフはその失敗をフォローするのが仕事。

失敗してもらってフィードバックを行い次回改善できれば自信に繋げられます。

サイクル

失敗→疑問→フィードバック→改善→成功→成長

 先輩スタッフのテクニックを盗ませる

自分の接客スタイルを確立するまでは、先輩がどんな文言を発しているのか、

お客様によってどのようにテンションを変化させているかを学ばせるためにも接客を観察させるのも重要です。

盗んだテクニックや文言を自分の接客に落とし込み、自分にあった手法を実践してもらい、どのような方法が効果的か精査させて「接客スタイル」の確立を。

どんなに販売歴が長いベテランとなっても、わたしは未だに他のスタッフのテクを盗んで実践しています。

新しい発見は新人スタッフからも学んでいます◎

 

 退屈をさせない、輝かせる

真似事でいい、なりきってもらって本物になる

一刻も早く戦力としたいのなら、裏方業務ばかりやらせるのではなく「販売員」としての仕事に時間を割いてあげましょう。

まずは売り上げよりも楽しんでもらうことに重きを置くこと。

初めはお店屋さんごっこでも、数をこなすことで成功事例・失敗事例が生まれて成長します。

そして真似事からいつしか一人前の販売員となっています。

 ほんと、新人さんって数週間で

「え、もうこれできるの!?」ってことが多く驚かされます。

 赤ちゃんが成長する過程みたいですね^^

いつの間にか欠かせない戦力に

こんなはずじゃなかったと数ヶ月で辞めてしまうスタッフも多いかと思います。

やりたい仕事をさせてあげられていましたか?

フィードバックをしていましたか?

疑問を解消してもらえたり、褒めてもらえたり、ちょっとした心遣いだけで新人スタッフは嬉しいものです。

「楽しい」を感じてもらえた分だけ向上心も増し、すぐに欠かせない戦力となります◎

それぞれにあった育成を

アパレル販売員でも全員がコミュ力に自身があるわけではありません。

中には人見知りのスタッフもいます。

店頭に立つのに苦手意識の強いスタッフには、

裏方業務を中心→少しずる店頭に立つ時間を増やすなど個々にあった育成が大事です。

接客は苦手でも裏方業務に秀でていて、業務事をミスなくこなすスタッフも多くいますよね。

それぞれのスタッフの強みを知り、長所を活かしましょう。

自分の強みを知ることだけでも自信を持ってもらえ、チーム力もアップします◎

適材適所で、それぞれの弱みを補うことも重要ですよね。

まとめ

・やりたいことをさせてみる

・壁に当たった分だけ成長。フィードバックを繰り返す。

・「楽しい」を実感することで真似事から本物へ

・個々に合わせたスタッフ育成を!得意を伸ばそう

 まずはそれぞれの個性をキャッチして

どのような育成方法が的確かを見極めましょう。

もっとゆっくりのペースで少しずつ確実なものにしたいスタッフ、

どんどんチャレンジして早く一人前になりたいスタッフ様々です。

さすがにいつまでも新人気分では困りますが、ハイペースについていけず、楽しめないなんて環境にならないように、スタッフの観察を◎