飽き性で人見知り。それでも店長になれた理由
こんにちは、ももなん(@mm_nan_)です◎
アパレルショップで店長をしています。
店長と言っても威厳もないしプレイヤーでいたい派。
飽き性で人見知りもする。
そんな私がアパレル業界で店長にまでなれた話を。
きっかけは、東京への異動
やめようかな、と思っていた。
ある日、突然1本の電話。
「東京に行ってみないか」
と、ブランドマネージャーから。
「え?わたしがですか?」
その頃、わたしは名古屋のショップで働いていました。
本社もプレスも東京。
名古屋の店長はわたしよりかなり長いし、
他にも先輩が数人いる。
わたしは名古屋が好きだし販売が好きだし、このままずっと一販売員として働くんだろうな。
でも、いつまでも平販売員でいいのかな。
と思っていました。
そろそろ辞めて、旅行たくさんしたりやりたいことやろう、
そう考えていた矢先のこと。
そもそも「東京でなにするの?」
いきなり「東京」と言われてもピンとこず、
いやだ。
名古屋には家族も友達も彼もいる。
離れるのはいやだし、東京に行きたい人なんていっぱいいるんだからその中の人に行かせてあげればいいじゃん。
「わたし、なんかやらかしたかな?」
もうネガティブな思考しかできなくなってた。
東京なんてたくさん人いるんだしなんで?
ということで聞いてみた、
「何しに行くんですか?」
半年後に店長になるらしい
「新店ができるから、店長になってほしんだけど」
「え???いきなりですか???」
なんの知識もノウハウもないし、そもそもリーダータイプじゃないし
できるわけないっっ!!
「もちろん、既存店に副店長として配属し半年後にオープンだからそこで店長できるように叩き込ませるから大丈夫」
いやいやいや!!!
あと半年で!?!?!?
待って、半年後に店長で
いつ東京行くの???
今から家決めて引っ越すんだよね??まずどの店舗に配属??
「一ヶ月後。〇〇店(田舎者でも知ってる東京のおしゃれな地名)」
右も左もわからない、怒涛の半年。
先輩から妬まれる。
電話一本で東京行きが決まり、
家探しの出張に行き、一日で家を決める。
最初の配属店・わたしが店長になるらしい土地両方電車一本で行ける街に。
突然の辞令に
「おめでとう〜!!」
という先輩方の声。心から喜んでくれていない声。
辞令出た時の先輩たちの一瞬のあの表情、見逃せてたら気まづさもなく東京へ行けただろう。。。
東京でも妬まれる。
決めたからにはやるしかない。
辞令から一ヶ月後、東京に降り立ったわたしは、
不安よりもワクワクが強くなっていて珍しくやる気に満ちていた。
既存店の店長の下に付き、店長業務・ノウハウをつきっきりで教えてもらうことに。
店長・社員1人・アルバイト数人・そしてわたし。
店長は半年間優しく指導してくれ、上京したてのわたしを気遣ってもくれ今でも感謝。
問題は既存の社員。。。
そりゃ、そうだよね。
会社から「副店長」の役職は与えられてなかったもののサブとしてずっとやってきたのに、突然よくわからん田舎者がが副店長として来たら、
腑に落ちないよね。。。
マウンティング・揚げ足取りばかりしてた社員さんだったなぁ。
どんな店長になりたいか
そんな環境からか、どんな店長になりたいかが明確に。
売り上げを何よりも一番に考える店長や、
VMDがかっこいいお店にしたい、顧客数の多いお店にしたい。
自分の店長像はどんなものか考えていた時に、
スタッフを第一に考えられる店長になろう。
これに尽きるな。と。
ほんとに店長になってしまった。
怒涛の半年間が終わり、ついにお店がオープン。
晴れて店長となりました。
ここからがほんとの始まり。
店長になってからのおはなしはブログで少しづつ綴っていきますね。
下っ端社員のわたしが店長になれた理由
才能ない自分がなんで???
下っ端社員で秀でた才能もなく、個人売りもぼちぼちといったところ。
顧客様が多いわけでもなければ、出世欲もなく上司に媚もしない。
そもそも名古屋にいて出世なんてできないから未知。
辞令〜いざ上京までなんでわたしなんだろうという疑問が。
もっと優秀な先輩たくさんいるのに。
その理由は、店長となって1年以上経ってから聴かせてもらえた。
見てないようで、見ててくれている
年に一度、都内の某高級ホテルで全店長・マネージャー・幹部が集まるパーティがあり、そこでわたしに東京行きを告げたマネージャーに再会。
乾杯にいき、ずっと抱えていた疑問を。
その答えに拍子抜け。
「根性があるお前ならできる確信があったから」
今でもこの言葉は忘れられない。
正直わたしは販売の仕事が好きだから、当
これだけは、と心がけていたことを実践していただけ。
・上司に媚なかった
・売り上げも大事だけど、楽しむことを忘れなかった
・揚げ足取りはしない。誰も気持ちよくないから
・プライベートも楽しむ!!
・自分に負けない
どれも特別なことはなく、当たり前のことすぎて書くまでもないけど、
自分にとっての当たり前は、誰かにとってできないことで、
誰かの当たり前は、自分にできない。
きっと、自分が正しいと思ったことが間違っていなかっただけだったんだな。
下っ端でも、コツコツ地道に続けることで大きな成果になるんです。