アパレル経験者でも面接で不採用にする、未経験でも採用にする。
レディースのアパレルショップで店長してます、ももなん(@mm_nan_)です。
新年度となり、
スタッフも異動で大きく入れ替わり、バタバタしています(´△`)
春は面接ラッシュ
そしてこの時期多いのは新規アルバイトさんの面接。
3日に1件は面接。
ありがたい事に、大学生~40代の主婦さんまで、幅広い年代の方が面接に来られます。
もちろん3日に1回面接してる訳ですから、
バンバン不採用にしてます。
アパレルのバイト、舐められてる!?
アパレルショップのバイト、
ちょっと舐めてない( °Д°)??と思うことも多々。
web応募の際に志望動機も何も書かれていなかったり、
勤務可能の時間や曜日が書かれていなかったり。
プチプチの封筒に履歴書入ってた時はさすがに笑ったけど。。。
経験者の主婦さんの面接
割と受かる気でいる
志望理由はあまり語らずに、
「好きなショップやよくお買い物に行くエリアはありますか?」
と質問すると、自社ブランドを挙げるものの、読み方が違う←
(まぁ横文字だし読み方特殊なショップ多いですがね)
始めはドヤって武勇伝語ってましたけどすぐにボロがでました。
そこから、形勢逆転。
(いや、戦ってる訳ではないんですが)
・スペックのみ(働いてた館やブランド、役職)でアピールしてくる。
・履歴書が雑(資格名や検定名が省略されてるなど)
・ヘラヘラしている
管理職の経験内容から嗜好など、いろいろ質問してみましたが、
返ってくる答えは曖昧で、何も用意してこなかったんだなって事がよく分かりました。
やっぱり、熱意をいかに伝えられるかが重要だと思います。
経験があるのに受からなかった。。。
という方、どうしてここで働きたいのか・人と接することが好きか・接する時の態度が適切か振り返ると理由が見つかるはず。
この方は、面接のアポを取るお電話の時から上から目線だったので元々マイナスの印象でした。
欲しい人材は第一印象でピンとくる
「あ、この方うちに欲しいな」
って思う人は最初の挨拶の段階でビビっと来ます。
なんなら電話の段階で。
なので、ちょっと怪しいなぁ~と思う方や、
不採用かな...??という方ほど、
リラックスさせた所でたくさん質問して見抜いて行かなくてはいけないのです。
こっちは超腰を低くし、ドヤらせたところで、人間性を精査していく。
決してこちらは高圧的な態度は取らない。
ピンと来た方ほど面接は短いです。
(アルバイトの場合ですが。)
芯は通っていながら、謙虚さと丁寧さがあればもう挨拶の段階から心の中で採用してます笑
やはり、接客業なので個人の仕事内容よりも、周りに対してどう接して仕事をしてきたか
人を大切にしてるな、という方と働きたい。
ショップの色を事前に知ることが大切
もちろん、人柄が全てではない
とはいえ、ショップごとにお店の色があります。
わたしは人柄ありきの接客業と思っていて、
PCスキルなさそうだなぁとか、接客以外の業務苦手そいだなぁと思っても、それをカバーできるコミュニケーション能力コミュニケーション能力があったり、一芸に秀でていれば採用したいなと思います。
けど、ショップによっては接客は社員に任せるからストックの作業や在庫管理などを主にやって欲しいというお店、
大型店など、レジ専門でできる機械に強いスタッフを求めているかもしれません。
どんな人材を探しているかを事前によく調査することは必須。
面接をしていて、この方勿体無いなと思うこと
事前に面接を受けるショップについて勉強していない人が多いです。
わたしのお店はレディースのブランドですが、社内の他業態ではメンズのショップもあります。
そこでレディースオンリーと知らず応募される男性など。
レディースショップ志望の男性もいらっしゃるので面接を行っても、
大抵「知らなかった」となることが多い。
受かってから決めます。は一生受からない
以前、レディースオンリーと知らずに面接を行った男性。
そのことを伝えると顔が渋り、考え出しました。
もちろん、面接はこちら側が応募者さまを選定するだけじゃないです。
応募者さま側も、ここで働きたいと思うかを最終的に精査する時間だと思っています。
なので「よければメンズのあるショップの選考にご案内しましょうか?」
と、問い質してみました。
その時の言葉は、
「受かってからどこにするか決めます」
この方は、わたしの店舗が自宅から近いため応募されていました。
メンズの店舗は数駅のところにあるのですがこの答え。
家の近くをとるか、メンズの仕事をとるか。
もちろんじっくり考えて決めてもらうのが一番ですが、譲れないものをはっきりしている人がいいなと思い、不採用に。
もちろん、レディース店舗志望じゃなかったのも理由です。
・どんなショップかを知って、事前に勉強
・自分が譲れないものを明確に
・曖昧な答えをしない。濁さない。
・第一印象が大事!ヘラヘラしない。
質のいい質問、無理に用意しなくても大丈夫。本当に知りたいことを質問
最後に「質問はありますか?」
面接でほぼ100%聞かれる定番質問ですね。
採用側も伝え忘れがないか、面接者が他にアピールしたいことはなかったかを確認する意味で必ず聞きます。
あと、疑問をクリアにするために。
転職サイトや面接に受かる方法、といったコラムに
「質のいい質問をする」みたいな記述があったりしますが、
無理やり質問しなくても大丈夫ですよ◎
本当に働く前に確認したいことを質問してください。
面接官も、面接は緊張します。笑
こちら側の印象は良いものが与えられたか、採用辞退なんてことにならないか、
実は不安もたくさんありますよ!
緊張しているのは面接者さんだけではありません◎
ももなん(@mm_nan_)でした◎