品のあるショップ店員は丁寧な敬語を使う。
ももなん(@mm_nan_)です。
接客する中で、言葉遣いはとても重要ですよね。
きちんとした言葉遣いって品もあり素敵です。
スタッフの接客を聞いていると、二重敬語になっていたり、クセが気になることが多々あります。
基本的な敬語、まとめてみました!
正しい敬語を使うだけで、自信がつく!
敬語には3種類ありますよね。
相手に対しての事か、自分に対しての事か、、、
尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けを行い、
基本的な言葉遣いをマスターするだけでも説得力があります◎
相手を敬う!尊敬語
尊敬語は、相手・相手に関係のあること(行動や状態、持ち物)に敬いの気持ちを表す敬語です。
・お客様/お連れ様
・「お + 名詞・形容詞」-----お手荷物/お召し物・お綺麗/お美しい
・「お(ご)+〜になる。なさる。」-----お越しになる/お召しになる
・「〜れる。〜られる。」-----来られる。読まれる。
相手を立てたいときに使用する敬語ですね◎
なので、例えば自分の荷物を「お手荷物」とは表現しません。
自分をへりくだって表現!謙譲語
謙譲語は、自分・自分に関係があることをへりくだって表現をすることです。
それにより、相手を立てる敬語です。
・「〜させていただく」-----お休みさせていただく
・「お(ご)〜いただく」-----お越しいただく。
・「拝〜する」-----拝見する。拝借する。
自分が下となり、間接的に相手に敬意を示す敬語です。
「こちらを拝見してください」は、間違った表現ですよ!
自分が行う時に使う言葉です。
話し手の品位を保つ!丁寧語
相手に敬意を払い、丁寧な言い回しにするための丁寧語。(その名の通り・・)
自分の品位を保つためにも使います。
・「〜させていただく」-----お休みさせていただく
・「お(ご)〜いただく」-----お越しいただく。
・「拝〜する」-----拝見する。拝借する。
・「お(ご)+ 名詞」-----お金/お名前/ご住所
・「〜です。〜ます。」-----ございます。見ます。
役職を付ける時の注意
尊敬語では、〇〇店長、〇〇部長、とつけますが、
謙譲語では「役職」「さん」は使いません。
→「店長の〇〇ですね、少々お待ちください。」
個人や団体を表すとき
尊敬語-----お客様/お子様/〇〇さん・貴社/御社/貴店
謙譲語-----わたくし/父/母・当社/弊社/当店
接客で使うべきではない言葉
代替案の提案を
お客様の要望に対して、「できません。」と断定する表現は避けた方がいいです。
がっかりさせてしまうだけでなく、冷たい印象になってしまいます。
・できません、ありません
・規則なので、、、
・多分、大丈夫です。
・こちらでいいんですか? など
お探しの商品がない場合は、「代替案」の提案をしましょう◎
「大変申し訳ございません。ただいま在庫を切らしております。入荷次第ご連絡いたしましょうか?」
「似た色で、このような〇〇〇〇がございますが、いかがでしょうか」
また、「多分」や「〜と思いますが、、、」と読点で話を切るような曖昧な表現も控えた方がいいです。
断定ができない場合も
「恐らく、〇〇でよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?」
と、表現すると丁寧です。
言葉に詰まった時の切り札
「いかがでしょうか?」
は、確認の意味とお客様の要望を引き出すことができる切り札の言葉です。
決断力のないお客様も「聞いてくれる」ことにより話しやすくなります。
きっかけをこちらが作り、要望を確認しましょう。
お客様を敬う気持ちが大事
基本的な敬語の表現ができるだけで、品位が伝わります。
粗い言葉遣いの販売員から接客されても、気持ちよくないですよね。
お客様をおもてなしし、敬意を払うことで、
お店のイメージアップにも繋がります。
外見を磨くものアパレルショップ店員には重要なことですが、
言葉遣いなど、内面もどんどん磨いて魅力的なスタッフを目指しましょう◎
ももなん(@mm_nan_)でした◎